科目区分 : 専門科目
授業形態 : 講義及び演習

非手続き型言語及び演習(3 単位)

対象履修  工学部情報工学コース   
開講時期 2年集中     
必修/選択 必修     

教員 酒井 正彦 教授 sakai at i.nagoya-u.ac.jp
濱口 毅  助教 hamaguti at i.nagoya-u.ac.jp
備考

●本講座の目的およびねらい
    新しい考え方に基づくプログラミング言語である関数型言語MLを学ぶ。これを通じて、宣言型のプログラミングの基本的な考え方を習得する。
    達成目標
    1. 関数型プログラミングの基本概念を理解し、プログラミングに応用できる.
    2. MLを使ってある程度の規模のプログラミングができる.
●バックグラウンドとなる科目
    プログラミング及び演習
●授業内容
    1.関数型言語,プログラミングの基本
    2.関数を用いたプログラミング
    3.高階関数
    4.型システム
    5.基本データ型,レコード型
    6.リスト処理
    7.データ構造の定義
    8.参照型,例外処理,モジュールシステム,配列
    9.入出力処理
    10.プログラミングプロジェクト
    11.試験
●教科書
    授業で用いるスライドのハンドアウトをWEB上に用意する.
    大堀淳著、「プログラミング言語Standard ML入門」、共立出版、2001、ISBN 4-320-12024-8
●参考書
    L. C. Paulson, "ML for the Working Programmer", Canbridge University Press, 1991, ISBN 0-521-56543-X
●成績評価の方法
    達成目標に対する評価の重みは同等である.小テスト10%, 演習40%,試験50%で評価し100点満点で60点以上を合格とする.
    質問への対応:講義ならびに演習終了後30分間に対応する.それ以外は事前に時間などを打ち合わせること.
    連絡先:内線3803 Email sakai at i.nagoya-u.ac.jp